あるものと、あるもの

ビジネスで成功するためには、ビジネスを理解する前に、今のご時世どんなビジネスが勝率が高いのかという概要をわかっていることが前提になります。

あなたはこんなたとえ話をご存知ですか?

ある靴屋の営業マンのお話です。

ある靴のメーカーA社の営業マンが新規開拓のため海外を飛び回っていました。その営業マンはある日アフリカに到着したのですが、当時は今とは違い、アフリカの人々は誰も靴を履いていませんでした。

それを見たA社の営業マンは
「誰も靴を履いていない。これでは靴は売れないな」
そう言ってすぐに他の国へと移動していったそうです。

ところが後日、別のメーカーB社の営業マンが同じようにアフリカに行ったそうです。やはりその時も、アフリカの人は誰一人として靴を履いてなかったそうです。

B社の営業マンの考え方はA社の営業マンとは違いました。A社の営業マンが「誰も履いていないから無理」と諦めたのに対して、B社の営業マンは、「誰も靴を履いていない。ということはアフリカの人全員に靴を売れるじゃないか!」と考えたのです。

その後、B社はアフリカでの需要を確保して、急激に会社を大きくしていきました。

これは有名な話なのでも、もしかしたらあなたもご存知かもしれませんね。

つまり、物事の捉え方ひとつで結果は大きく変わる
ということの喩え話ですが、実は大きな意味がもうひとつあるのです。

それは、誰もが気づいていなくても、絶対に流行るビジネスをすれば稼げるということです。

どういう意味かというと、先ほどのアフリカの喩え話では、アフリカの人たちは靴を履いていませんでしたね?

靴を履くという『文化』が無かったため、誰もが裸足で生活をしていたのです。

しかし、裸足で生活をすれば足は痛くなるし、不衛生だし、怪我だってしてしまいます。

当時は貧しかったアフリカでも、近い将来靴を履く日が来るのは目に見えていました。

なぜなら、靴を履くという行為は他の国では当たり前のことすなわち『文化』であったからです。

文化+習慣=大儲け

これが
「絶対に外さないビジネスの方程式」
なのです。

もっとわかりやすく言うと、靴を履くという行為は、あなたにとっては、おそらく生まれた時から当たり前にしてきたことだと思いますので、もしかしたらあまりピンとこないかもしれません。

では、次はもっとわかりやすい例を出しましょう。

日本人のほとんどが持っていて常に肌身離さず
持っているものと言えば何を思い浮かべるでしょう?

答えは『スマートフォン』です。

一昔前は携帯電話といい、今でもそのように言う人もたくさんいますね。

今では中学生が持っているのも珍しくなく、早い子だと小学生でも持っています。

では携帯電話、昔はどのような形でどのような人が持っていたでしょうか?

開発当時の携帯電話は「ショルダーホン」と呼ばれ肩からぶら下げるもので、その名のようにまるでショルダーバッグほどの大きさでした。

通話料は5秒10円重さは7キロ、大卒の初任給が約11万2525円という時代に、年間約50万円に使用料という今では考えられないようなシロモノでした。

途中のいきさつは割愛しますが、それが今では
93.2%以上の世帯で携帯電話かスマホを所有するほどになっています。

おそらくショルダーフォンの時代には、想像できなかったでしょう。

しかしそんな中、端末が小型化し将来流行るだろうと考えた人たちがいます。

それが、叶○妹のおじいさんや所○ョージさんと言われています。

先見性のある彼らは、当時の金額で2000万円を支払い、まだ誰も使っていない携帯電話の通話料の利権を買ったそうです。

結果、彼らには毎月何もしないでも数億円という金額が雪崩れ込んでいるのです。
(※叶○妹にはau全体の通話料の数%が入っているという話です)

まとめると、電話を携帯するという文化がなかった時代に、先見の明を持ってビジネスや投資として取り組み、習慣にまでなった時に莫大な利益を手に入れたということです。

これは時代が証明している事実で、コンビニエンスストアやインターネットもその代表的なものになります。最近では、コインもありますね。

では、そんな文化はどのように生まれるのでしょうか?今の時代は、ないものを見つけるのがすっかり難しくなりました。

今の時代新しくできる文化はと言えば

「あるものとあるものを掛け合わせて、ないものが生まれる時代」

ではないかなと思うのです。

私のブランディングではこの手法を、「フュージョン」と呼んでいます。

例えば先ほどのスマホは、携帯音楽プレーヤー×携帯電話が掛け合わされて生まれたもの。

FacebookなどのSNSは、ブログ×メッセージ×掲示板
が掛け合わされて生まれたものです。

このようにあるものとあるものが掛け合わされ、新しく生まれる文化は、これからもたくさん生まれるでしょう。

そんなことを意識しながら、新規ビジネス作りをしていきませんか?